こちらも映画館で予告編を観たときから「観たい!」と思った映画。
gamzattiさんと
ブラボーさんのレビューを読んだし、パイの映画も観たし、ってことでこれはも~ブルーベリーパイも観るっきゃないでしょう。
パンフレットもブルーベリー色です。

心地よいムーディーな音楽とゆったりとしたカメラワークに気持ちよくなりいつものように少し寝てしまったのですが、寝る前はメンフィスのバーで働いていたノラ・ジョーンズが起きたらラスベガス近くのカジノバーで働いていました。
失恋した痛手から逃げるように、彼女はニューヨークを後にし旅にでます。
ジュード・ロウはニューヨークでカフェを営む店長。失恋したばかりの彼女が旅に出る前に、人恋しさゆえこのカフェに通っていたのです。
「別れるには理由がある」と恋人の心変わりに納得できない彼女に
「たとえばこのブルーベリーパイはいつも売れ残るのだけど、それに理由なんてないんだよ。」と彼は言います。
つまりブルーベリーパイは昨日観た映画
ウェイトレスのジェンナ(彼女はパイに妙な名前をつけます。”憎き亭主のパイ”とか”不倫で亭主に殺されたくないパイ”とか)が名前をつけるとしたら「恋人に去られた寂しい女のパイ」ということになるのかな。
結局、カフェのオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)はブルーベリーパイが大好きになっちゃうんですけどね。
登場人物全員が皆どこか寂しい。寂しく孤独な者同士が一瞬そっと寄り添う場面に心があたたかくなる映画です。
映像の光と影、それに溶け込むような色彩と音楽。ウォン・カーウァイの耽美的世界をたっぷりと鑑賞できます。
何度か出てくる艶々としたブルーベリーのフィリングに真白なアイスクリームが溶け出す絵のなんとなまめかしく美しいこと!
エクセルシオールがこの映画を記念して期間限定でブルーベリーケーキ(パイじゃないところからして既に残念)を出してると知り早速試してみました。

一口いただいた途端…お~なんか久しぶりだぞ!こんな気合いの入ってないケーキは!!!(笑)これで400円とはいかがなものか?
映画ウェイトレス上映中はキルフェボンがコラボして「"ハートニングフルーツ”のパイ~おいしい人生風~」ってのを作っていたみたい。あ~こっちを食べたかったな~。