鉄板…鉄の板。その堅さから転じて、手堅い、ハズレがない、間違いがないこと。
鉄板レース、鉄板ネタなどと使うそうです。
ということで、今回私が読んだ
ミセスが選ぶBOOK大賞ベストセラーの予感ノミネート作品は人気プロデューサー、おちまさと著「
鉄板病」。

「いつでも多数派でいたい」「絶対に間違いたくない」「はずしたくない」「自分がちょっとでも損するということが許せない」という集団心理を彼は鉄板病と名づけています。
著者はテレビ業界の人間なのでテレビの中でも鉄板病が蔓延していることを憂えています。同じ役者が同時期に色々なドラマに出ていたり、人気コメンテーターが局を超えていくつかのワイドショーをかけもちしていたり、作り手も視聴者も
鉄板を求めるため新しい人材が育ちにくかったり、新しい企画が通りにくかったりという現象が起こり、どこのチャンネルを回しても同じような番組ばかりということになるのでしょう。
給食費が払えないわけではないのに、払ってない人がいると知れば「払うのは損」と考えてしまう。
ビートたけしの「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態になりがちに。
りんごを積んだトラックが駐車していて、ある一人のおばあさんが「こんなにあるんだから1個くらいいか」と取って行ったら、それを見た他の人が「あら、いいんだ」と取って、またたく間に「ご自由にどうぞってことらしい」という解釈になりトラックにリンゴが1つもなくなってしまったというエピソードはビートたけしの言葉を体現したような話です。
どんな現象でも俯瞰して冷静に見るということは忘れたくないなーと思った本でした。
ただね~、さすがヒットの仕掛け人プロデューサーが書いただけあって、どうしても「鉄板病って言葉、時代にノセたいぞ」的下心もチラチラ感じてしまうんだけど。
だって、冒頭から
最近、「鉄板」という言葉よく聞きませんか?だもん。そんなの聞かないな~(^^;)
さて皆さんと選ぶ
ミセスが選ぶBOOK大賞!投票の締め切りは1月31日です。是非熱い1票を!
投票はえるこみHPからヨロシクお願いいたします♪