先週の水曜日は
WCCの新年会。
場所は私が任されていたので、自分が行きたかったところをチョイス。
外苑前の日本料理
赤芳亭にすることに。
ダメ元で割と直前に予約のお電話したのでまさかミシュランの星に輝く赤芳亭の予約がとれるとは思ってもいませんでした。
総勢9名でしたし。
掛け軸は
日々新た。新春にふさわしいお言葉です。今年1年こんな風に過ごしていけたら、と思います。

年明けのめでたさを目で楽しむことができるような器とお料理の数々に一品一品皆感嘆の声をあげながらいただきました。
とても気に入ってしまった私はまたぜひ来たいと思い(毎月お料理が変わるというので)
帰り際何気なく「毎日ランチはされているんですか」と尋ねましたら
「木曜日から土曜日にしております」とおっしゃる。
え~今日水曜日だよっ!びっくりしてしまいました。知らなかったのです!
私はよく調べもせず予約の電話を入れたのですが、
お電話したときそのようなことを一言もおっしゃらず快く受けてくださったので。
普通だったら「水曜日はランチしてませんから」で終わりなのではないでしょうか。
または「本来は水曜はランチの営業はしてないのですが、その日は特別に…」とおっしゃるとか。(もちろんそれでも「あなただけ特別」という言葉が大好きな私はじゅうぶんOKなんですが^^;)
恐縮する私に「月曜、火曜は料理の仕込みで難しいのですが今日は別の会合もございましたので。お越しくださいましてありがとうございました。」ととても優しいお言葉。
感動~っ!!!!(T0T)
私なんて一見さんなんですけど…
老舗の風格というものを感じましたね~。
それなのになんという奥ゆかしさでしょう。
そのとき、思いだしたことがありました。
大磯に吉田茂が足繁く通ったという鰻の名店
国よしというお店があるのですが、その昔(もう20年も前ね)そこに両親と私たち姉妹と私の夫と行ったときのことです。(予約もせず)
車を走らせているうちに、もう営業時間も過ぎてしまいました。
私が「もう絶対無理だよー」と言うと、父が
「大丈夫。商売人にとってその日一番最後の女性のお客さんは商売繁盛の神様なんだよ」と言うのです。
だからかどうかはわかりませんが「こんばんわ~」と言いながら引き戸を開けると
本当に中からステキな笑顔の女将さんが出ていらしてどうぞどうぞと快くお部屋に招いてくださいました。
そして歴史を感じる立派な佇まいの素晴らしい和室の2階で
ゆっくり美味しい鰻をいただいたのです。
料理の味もさることながら、一流店といわれるところは一流のおもてなしの心も持っているということなのでしょうね。
こういうときは客としてこちらも心から「ありがとうございました」と深々と頭を下げたくなってしまいます。
老舗の心遣い、恐れ入りました!